神木隆之介(30)主演のNHK朝ドラ『らんまん』は、9月18日から第25週「ムラサキカタバミ」が放送される。まもなく大団円を迎える本作だが、11日~15日に放送された第24週「ツチトリモチ」では、万太郎(神木)と妻・寿恵子(浜辺美波/23)以上に支持されたのが、姉・綾(佐久間由衣/28)だった。

 第23週(116~120話)の内容は以下。植物図鑑は完成間近だったが、未だに版元は見つからないため、万太郎は自信をなくしていた。そんな時、早川逸馬(宮野真守/40)が訪ねてきて、資産家の青年・永守徹(中川大志/25)を太郎に紹介すると、永守は図鑑発刊のための費用を支援したいと申し出る。

 一方、綾と竹雄(志尊淳/28)は屋台を始めて5年。酵母菌の研究をしている藤丸(前原瑞樹/30)が、日本酒を造る“清酒酵母”が実在することが分かったと報告。これで、腐造や火落ちを防げるようになり、女人禁制という根拠のない迷信は消え失せていくと言われると、綾は藤丸に感謝し、大粒の涙を落とした。

 そして、季節は夏から秋へ。竹雄と綾は藤丸とともに、酒蔵を買い取って沼津へと引っ越し、万太郎は神社の森を調査するため、熊野に向かうことに。藤丸は盟友・波多野(前原滉/30)に別れを告げ、竹雄と綾は、万太郎と寿恵子と4人で指切りげんまん。それぞれが目標を持って前に進むことを決意して……という展開。

 視聴者のX(ツイッター)上の反響は、《綾ちゃんも、つらいことの多い人生だったけど、やっといろいろ報われるかな》《やっと酒酵母が明らかになり、綾の悔しかった思いや情熱が昇華された》《4人の別れもまた寂しいけど、それ以上に綾と竹雄の夢のためなので、胸熱》など、苦労が多かった綾を思いやる声が多かった。