■音楽特番、報道番組、冠バラエティ……櫻井翔が大ピンチ!
前出の制作会社関係者は話す。
「来年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティーは、ジャニーズ以外になることが濃厚視されていますね。
同じく“毎年恒例の特番”では、大型音楽特番も見直しが入りそうです。冬の『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』から発展して、2013年から夏は『THE MUSIC DAY』、2020年から冬は『日テレ系音楽の祭典 Premium Music』が放送されるようになりましたが、いずれも総合司会がジャニーズなんですよね」
『ベストアーティスト』は2009年以降、『THE MUSIC DAY』は2013年以降、一貫して嵐の櫻井翔(41)が総合司会を担当している。
一方、『Premium Music』は毎年異なるタレントが司会を担当しているが、2020年(第1回)はSexyZoneの中島健人(29)と当時King&Prince(キンプリ)の平野紫耀(26)、2021年はKAT-TUNの亀梨和也(37)、2022、2023年はキンプリの永瀬廉(24)と、必ずジャニーズタレントが起用されている。
「総合司会に見直しが入るでしょうし、恒例行事である“ジャニーズシャッフルメドレー”にもメスが入る可能性が非常に高いですね。事実、今年7月1日に放送された『THE MUSIC DAY』は“ジャニーズシャッフルメドレー”が行なわれず、代わりにジャニーズタレントが、過去の日テレドラマやバラエティで人気を博した歌をカバーする“日テレ開局70年名曲シャッフルメドレー”が放送されていて、視聴者からは《苦肉の策?》という声も多かったですね」(前同)
櫻井は「10年という時間を経て『THE MUSIC DAY』をご覧になった方が“いよいよ、夏だな”と思ってくださるような番組に育っていたらいいなとあらためて思います」と、今年6月3日に10周年コメントを寄せていたが、今年が最後の起用となってしまうかもしれない。
「櫻井さんは音楽特番の司会に加えて、報道番組は『news zero』の月曜キャスター、バラエティ番組は『1億3000万人のSHOWチャンネル』を担当していてまさに“日テレの顔”のような存在ですが、この2番組も“危うい”と言われています。櫻井さんありきの冠番組である後者にいたっては、番組自体が打ち切られてもおかしくないと言いますね」
日テレは10月改編説明会で『news zero』の櫻井起用を「現状は編成方針に変更はない」としつつも「今後の対応を注視していきたい」と釘を刺している。
「櫻井さんはコメント力も取材力もあるし、勉強熱心。キャスターとしての信頼と実績はあります。しかし、ジャニー氏問題が本格的に取り上げられた際に櫻井さんにコメントさせない方針を取ったことに非難が殺到。6月5日の放送回で初めて言及しましたが時すでに遅しといった感じで、現在も“櫻井キャスター”の信頼は取り戻せていません。
そして、日テレはスポンサーがジャニーズから手を引いている現状もあるため、“ジャニーズキャスター”の起用に限界を感じていて、今後に関しては、独立や事務所が抜本的な改革などに動かない限り、半年後の24年3月で降板調整に入っているとも聞こえてきています……」(前同)