■『教場0』の数字的価値は『VIVANT』の半分以下……

 6月19日に放送された『教場0』の最終回の世帯視聴率は10.6%、コア視聴率は4.0%だったという。

「同じ最終回で比較すると、9月17日に放送された堺雅人さん(49)主演の『VIVANT』の世帯は19.6%、コアは10.1%でした。『VIVANT』の数字はとんでもないわけですが、現在、最も重要視されているコア視聴率で見てみると『教場0』は『VIVANT』の半分以下ということになるんです。

 今の時代、コア視聴率の数字次第で良いCM、単価の高いCMが入るかどうかが決まってきます。コア視聴率がテレビ局の収入に直結してくる。それで言うと、数字的な価値で見ると『教場0』は『VIVANT』の半分以下、ということになりそうです……」(前出の制作会社関係者)

※画像は『VIVANT』の公式X(ツイッター)『@TBS_VIVANT』より

 気づけば、木村と同世代の同じ“主演俳優”である堺とは、絶望的な差がついてしまったとも言えそうだ。

「木村さん自身も『教場0』が数字的にも厳しかったのはひしひしと感じているはず。木村さんは『教場0』のスタート前から、“月9”で『教場』を放送することに疑問を呈していました。

 そんななかで、SPドラマをやるにしても、もう絶対にミスれないという思いは強いでしょう。ジャニー氏の加害問題の影響ではなく、クオリティ面を含めた部分で揉めた可能性も十分にありそうです」(前同)

“視聴率男”が復活を果たし、再び「キムタク伝説」が輝くことは今後あるのだろうか――。