9月20日、田中圭(39)と東野幸治(56)がMCを務める音楽特番『解禁!音楽番組名シーンランキング THE神うた』(日本テレビ系)が放送された。日テレの音楽番組の貴重なアーカイブ映像を紹介していく番組だったが、思わぬ理由で視聴者から憤りの声が上がってしまったという。
「1996年に、結成間もないV6が『THE夜もヒッパレ』に出場した際の映像など、ジャニーズの映像も充実していました。
今回の『THE神うた』では、2005年に『ベストアーティスト』で、SMAPが『Triangle』を歌い上げた際のVTRが“反戦ソングとして再注目される名曲”と補足テロップ付きで放送されたんですが、SMAPの映像を紹介するにあたり使われた“煽り文句”が大いに物議をかもしたんです」(女性誌ライター)
終盤にSMAPの映像が流れる前、放送が中盤に入ったタイミングで『THE神うた』はCM入り前、
「そして……SMAPの名曲も、解禁!」
と、ナレーションとテロップでSMAPの映像解禁を煽った。これは番組タイトルにちなんだもので、SMAPに限らず他アーティストにも使われている文句だったのだが、
《番組のテーマと言うかタイトルに「解禁」の文字が入ってて、それでSMAP映像についても解禁という言葉が使われたわけね。でもなら何故それがトレンドに入るのかという話だよね。SMAPファンがこの言葉に反応するのはSMAPの名前や映像や記録が今まで様々な場面で不自然に排除されてきたからだよ》
《SMAP解禁って事はさずっとジャニーズに忖度してましたよ〜これからは普通に流れますよ〜って解釈で良いですか?もちろんどの局もSMAP解禁ですよね?SMAPの出演してたドラマも再放送もしていただけるんですよね?》
《勝手に使わなくなったのテレビ局だろ?顔色伺って使わなくなっただけだろどんどんイメージ落とそうするこの風潮やめた方がいい》
と、SMAPが解散後、忖度で受けた“ほとんど過去の映像が使われない”という仕打ちを思い出し、憤る声がSNSにも多く寄せられたのである。《SMAP解禁》は、X(ツイッター)のトレンド入りも果たしてしまった。
ちなみに、『THE神うた』は昨年9月27日に放送された際も、90年代は光GENJIや少年隊、00年以降はKAT-TUNなどのジャニーズ過去映像が使われた一方でSMAPはノータッチだったため、当時SNSが荒れたこともあった。