ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を巡り、大晦日の『NHK紅白歌合戦』に出場する同社所属アーティストが例年の5~6組から半減する見込みだと、9月22日付のスポーツ報知が報じた。
ジャニーズ事務所は9月7日に会見を行ない、藤島ジュリー景子氏(57)が社長を退任し、東山紀之(56)が新社長に就任すると発表。そしてジャニー氏の加害があったことも認めた。
会見後、所属タレントの広告起用を見直す企業が続出。これらの動きを受けてだろう、9月19日にはジャニーズ事務所が公式サイトを更新。この日、取締役会を開き、会社運営の大きな方向性に関わる検討を行なって方針を確認したと報告。
スポーツ紙などの報道によると、ジャニーズ事務所とは別会社を設立し、全所属タレント、社員を移籍させて再建を図るとみられている。10月2日に行われる会見で詳細が明かされる。
世論の動向を受け、NHKもジャニーズ事務所所属アーティストの『紅白』出場について再考。例年と比較し、出場者が半減することが濃厚だと前述のスポーツ報知は伝えているのだ。