創業者のジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題で、設立以来の危機に直面しているジャニーズ事務所。
10月2日に会見を行なうと複数のメディアが報道。東山紀之新社長(56)とジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)が出席し、新社名を含む新体制を発表する方向で最終調整しているとも報じられているが、ジャニーズタレントとの広告契約を見直す企業も続出しており、先行きは明るいとは言えない。
一方、存在感を増しているのが滝沢秀明氏(41)が立ち上げた「株式会社TOBE」だろう。
TOBEには元V6の三宅健(44)、元King&Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)、元IMPACTorsことIMP.、元ジャニーズJr.の大東立樹(18)が合流。9月17日には元Kis-My-Ft2の北山宏光(38)が合流を発表したばかりだ。
「“辞めジャニ”を続々と取り込んでいるTOBE、そして滝沢さんはジャニーズ事務所と喧嘩上等という気概も感じさせるほど、会社の規模を急速に拡大させています。北山さんに至っては退所からわずか17日でTOBEに合流。今までの芸能界の慣例では考えられない移籍劇です。
TOBEはジャニーズ事務所のライバルになるのは明らかですし、ジャニーズ関係者、ジャニーズファンの中にも滝沢さんの動きに反発する人は少なくありません。
ただ、意外にも現役のジャニーズタレントは、そこまで滝沢さんを敵視していないと言われているんです。というのも、ここ最近、ジャニーズタレントが地方局の番組に出演することが増えていますが、ジャニーズアイランド社長、ジャニーズ事務所副社長だったときに滝沢さんが取ってきた仕事ばかりだといいますからね」(芸能プロ関係者)