■ローカル番組に出演するジャニーズタレント激増のワケ

 TOKIO国分太一(49)は2020年2月から名古屋・東海テレビの『タイチサン!』に、KAT-TUN中丸雄一(40)は2022年4月から大阪・ABCテレビ制作の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演している。

※画像は中丸雄一の公式X(ツイッター)『@y_nakamaru_j94』より

 A.B.C-Zに至っては熊本・テレビ熊本の『若っ人ランド』と『あっぱれ!A.B.C-Z』、名古屋・メ~テレの『ドデスカ!』などの複数のローカル番組に出演。

 12月21日をもってグループを脱退することを発表した河合郁人(35)も名古屋・CBCテレビの『ゴゴスマ―GO GO!Smile!―』、大阪・ABCテレビの『newsおかえり』、岩手・岩手めんこいテレビの『サタデーファンキーズ』と、ローカル局で複数のレギュラー番組を抱えている。

「昨年10月にジャニーズ事務所を電撃退所した滝沢さんですが、辞める少し前までスーツ姿でカバンを抱え、名刺を片手に日本中のテレビ局を行脚して、“うちのタレントに何か仕事ないですか?”と営業をかけていたそうなんです。

 その最大の理由は、所属タレントが増え過ぎたから。それにより仕事がないタレントも多くなってきていて、“なんとかしてやりたい”という思いで滝沢さんは動いたといいます。これまでジャニーズ事務所のタレントには黙っていても仕事が舞い込んでくる“殿様商売”だった。上層部や社員も“キー局とだけつき合っていればいい”という感覚だったのではないでしょうか。

 滝沢さんはそんな会社のやり方に危機感を抱き、自ら地方局に営業しに回っていたんでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)