相葉雅紀(40)がハウスメーカー・AQGroupが展開する注文住宅ブランド「アキュラホーム」のCMキャラクターに就任、9月23日から新CMが放送スタートした。ジャニーズ事務所が9月7日に開いた会見で創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を公式に認めて以降、所属タレントの新CMが放送されるのは初のことだ。

 10代の少年たちに、創業者が数十年もの長期にわたって加害をしていた――この事実が企業に与えた衝撃は大きかった。

東山紀之新社長(56)らによる7日の会見では、社名は変えず、株はすべて前社長・藤島ジュリー景子氏が持ったままということが明らかになり、被害者への具体的な補償内容も不透明だった。この内容に“何も変わる気がない”と呆れたのが、海外展開もする大企業でした」(広告代理店社員)

 人権尊重の観点、そして再発防止と被害者救済に向けたジャニーズ事務所の適切な対応が見えないなどとして、ジャニーズタレントを起用していた企業は続々とCMや広告を中止したのだ。

「海外は日本以上に人権問題に厳しい。加害問題がここまで大きく取り上げられるようになった発端はBBCの報道でしたし、国際バレーボール連盟主催のバレーボールワールドカップでは、ジャニーズJr.内ユニットのAぇ!groupがスペシャルサポーターから下ろされた。

 手広く海外展開をしているグローバル企業としては、創業者が少年加害をしていた企業との取引はできないということです」(前同)

 アフラック生命保険は、2011年から嵐・櫻井翔(41)を「がん保険WINGS」の商品イメージキャラクターに据えており、今後は「個人契約」の可能性も示唆。そうしたなか、9月19日からは同社「医療保険EVERシンプル」のCMに俳優の吉沢亮(29)が登場し、SNSでは《降板か!?》と話題になったが……。

「アフラックが櫻井さんとの契約を終えたわけではなく、そもそも商品が違うんです。とはいえ話題になるということは、“アフラックといえば櫻井さん”というほど強いイメージができていたということ。一方で、商品内容が全然伝わっていなかったことも証明されてしまった。今後、外資系企業であるアフラックと櫻井さんの関係性には、業界内でも注目が集まっています」(同)

※画像は吉沢亮&STAFFの公式X(ツイッター)『@ryo_staff』より