■赤飯を食べて顔をしかめた薫……ノベライズ本にはさらなる意味深セリフが!
「そこで注目なのが、今回のノベライズ本下巻のインタビューです。福澤監督はメインキャストそれぞれの演技などについて語っているんですが、薫を演じていた二階堂さんの演技プランについて、非常に意味深かつ、本編通りの“ただのヒロイン”で終わるとは思えない、含みを持たせたコメントをしているんです。実際の言葉は本の方で確認してほしいですが、薫の“過去”について感じさせるコメントですね。
シーズン1では、“赤飯”を筆頭に意味深なだけで何もなかった何も“回収”されなかった薫ですが、やはりそれらは、“シーズン2”で回収されるのではないでしょうか」
薫が視聴者の間で疑われ始めた最初のきっかけは、第2話で赤飯を食べた際のリアクションだった。
あと4時間切りました!
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) July 23, 2023
⚫#𝐕𝐈𝐕𝐀𝐍𝐓 第𝟐話 𝟕𝟗分𝐒𝐏🎬️🔴
2話を見るとお赤飯が食べたくなること間違いなし🍙
NewDaysで発売中の赤飯おこわのパッケージには…
第2話をちゃんと観ると、え!?となるかもしれません…
ぜひ手に取っていただき、みなさんの考察をお待ちしております!🍙 https://t.co/5NHz2vlk8C pic.twitter.com/qxfK9uriOB
ドラマの第2話と第7話に薫が“赤飯を食べて顔をしかめる”という描写があり、公式ノベライズ本の上巻では第2話の描写に、非常に意味深なセリフが追加されているのだ。詳細は伏せるが、“赤飯が美味しかった場合は明らかにおかしい、変な発言”であることは、読めばすぐ分かる。
「第2話では“偽装パスポートの『福田結奈』を『ユイナ・フクダ』と海外式で読む”、“バルカ共和国の日本大使館からの逃走経路が『ロシア国境』と聞いた時に意味深な表情を浮かべる”といった、薫に何かあると思わせる描写がありました。後者は第5話で“謎の組織『テント』の本拠地は移動式で、その集合場所はロシア国境付近”という情報が判明し、テントが孤児救済を目的とした組織だと判明したため、薫にも“テントの孤児院出身説”がありますよね。
最終話では、メインキャラクターのチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)を筆頭にバルカの警察官の多くがテントの孤児院出身だったことが明らかになり、薫が孤児院出身でも不思議ではないと思われます」
薫の経歴とテントの行動のシンクロぶりも、伏線かと思われた。
「テントは本編の3年前にフローライトが眠る土地を発見し、その土地を極秘裏に買い占めるための資金集めのため、テロ請負など非合法な手段を活性化させていましたが、薫がバルカ共和国で医療に従事し始めたのも3年前だった。《3年前って偶然? 薫先生がバルカに赴任する フローライト見つける(が同じ)》といった声は、放送後もSNSに寄せられていますね」