■男性韓流アイドルグループは出場ゼロ……背景にはジャニーズ!?
しかし、韓流男性グループの出場は一組もなし。背景にはどの様な事情があったのか。
「局としては、男性グループの出場も模索していました。しかし、そこにジャニーズ事務所が“待った”をかけてきた。
NHKサイドが企画趣旨を説明しても、事務所サイドは頑として首を縦には振らない。折衝案として出場を許されたのが、JO1とBE:FIRSTだったのです」(前出のNHK関係者)
JO1は韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101』の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』の合格者11人で結成されている。韓流グループかとも見紛うようなスタイルの良さとダンス力が魅力だが、メンバーは全員日本人。
所属事務所であるLAPONEエンタテインメントの主要株主には吉本興業も名を連ねる。BE:FIRSTも人気パフォーマンスグループAAAに所属するSKY-HIこと日高光啓(36)がプロデュースを手掛けていることから分かるように、日本の音楽グループだ。
「韓流グループは歌唱力も高く、ダンスも完璧。厳しいオーディションやトレーニングを潜り抜け、英才教育を施されてきたメンバーだけに抜かりがない。日本人グループとはパフォーマンスの差が歴然としているため、ジャニーズとしては共演を何としても避けたかったのでしょう。過去、音楽番組で“被って”、両者の差が話題になってしまったこともありますからね。
NHKサイドが“視聴率の獲得”をいくら訴えようとも、共演NGの壁は超えられなかった理由はそこにある。JO1とBE:FIRSTの紅白への出場が叶ったのは、“純韓流”グループではなかったからなのです」(前同)
しかし、23年大晦日に放送される『紅白歌合戦』に関しては、その事情も変わるのでは、と前出のNHK関係者が続ける。
「昨年までのように、ジャニーズ事務所から何組もの出場はありえない。そうなると局内で1年越しの計画として温められてきた“プチ韓流歌合戦”がついに実現するのでは、と番組関係者も鼻息が荒いですね」
《 第73回NHK紅白歌合戦 》
— JO1 (@official_jo1) December 31, 2022
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