創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が取り沙汰され、存続の危機に立たされているジャニーズ事務所。

 加害者である“ジャニー”の名を残すことへの反発の声は強く、日本テレビは9月20日に社名変更やマネジメントの組織分離などの検討を口頭で要請したことを25日の定例会見で明かしている。

「ジャニーズ事務所の対応は2パターン考えられています。1つは、完全な新会社を設立して、東山紀之新社長(56)やタレント全員が移籍。ジャニーズ事務所を、そのまま“補償・救済”専用の会社として残すパターン。

 もう1つは、新会社を設立せず、“ジャニーズ事務所”の社名を変更するパターンですね」(女性誌編集者)

 SNSでは、大喜利のノリで新社名を提案する声で溢れている。

 たとえば、社長に就任した“東山”を英語にして『イースト・マウンテン』を提案する声。

 元SMAP草なぎ剛(49)、稲垣吾郎(49)、香取慎吾(46)らが立ち上げた『新しい地図』と、“『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)で本物の木山裕策(54)より本物っぽいから”という理由でモノマネ芸人のMr.シャチホコ(30)につけられた『もっと木山』を組み合わせた『もっと新しい地図』

 パッと見では変えたのが分かりにくい『ヅャニーズ』、既存の芸能事務所にちなんだ『喜多川興業』『TOBEN』『東山エージェンシー』、真面目な意見では“アルファベット3文字”の社名などなど、SNSの“ジャニーズ新社名大喜利”は盛り上がっている。

「社名変更の道を選ぶ場合、“名前を変えただけでは意味がないだろう”という声も少なくありません。過去の歴史が消えるわけではありませんからね。

 しかし、それ以上にジャニーズ事務所がどんな名前に変わろうとも、逃れられない、大きな問題が2つあるんです」(スポーツ紙記者)

 1つは、半世紀以上の間定着していた「ジャニーズ事務所」の名称が大きすぎることだ。