NHKが、ジャニーズタレントの新規起用は考えていないことを9月27日に発表。業界に激震が走った。現在、関心が集中しているのは“その枠”を誰あるいはどのグループが埋めるのかだが――ファン、そして芸能界からも伝説のグループ・SMAP再集結を願う声が上がっている。
「NHKの稲葉延雄会長は定例記者会見で、ジャニーズタレントについて”ジャニーズ事務所による被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されていると確認するまで、新規の出演依頼は行わない”と述べました。それは紅白でも同様とのこと。このままではジャニーズからの選出はゼロ。全滅の気配が濃厚となっています」(女性誌記者)
これまで紅白には、1980年に田原俊彦(62)が出演して以降、毎年ジャニーズタレントが出場。2022年末は白組21組中、関ジャニ∞、KinKi Kids、King&Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子の計6組が選出された。出場組数の約3分の1をジャニーズ勢が占めた形だ。
「しかし今年はジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題による大影響が……。人権尊重に意識の高い企業は、現在、ジャニーズタレントの新規広告起用を見送っています。CM出稿料で番組制作が成り立つ民放では、すでに一部の番組で“ジャニーズ外し”をするなど変化もみられる。
そういう状況下でNHKがジャニーズタレントの起用を発表しようものなら、受信料を払う視聴者が黙ってはいないでしょう。3月に発売された8作目のシングル『タペストリー/W』が、ミリオンセールスを突破したSnow Manであっても、出場は絶望的状況です」(前同)