10月1日夜8時、嵐の松本潤(39)主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』の第37回「さらば三河家臣団」が放送される。9月24日には第36回「於愛日記」が放送され、信長の妹・お市を演じていた北川景子(37)が、その長女・茶々として再登場して話題になった。
しかし、脚本や演出に対する厳しい声は相変わらず多く、平均世帯視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、同ドラマ3度目となる1桁台に下げてしまった。
第36回の内容は以下。家康(松本潤)は真田昌幸(佐藤浩市/62)から、北条に沼田の地を引き渡す代わり、徳川の姫がほしいと頼まれる。家康は、本多忠勝(山田裕貴/33)の娘・稲(鳴海唯/25)を養女にして嫁がせようとするが、稲は猛反発。忠勝も稲を輿入れさせれば、真田との仲をこじらせると反対した。
そんな中、家康が探させていた武田の女・千代(古川琴音/26)を、鳥居元忠(音尾琢真/47)がかくまっていたことがわかる。説得に向かった忠勝は、抵抗する元忠と一触即発の危機に。元忠は、千代はもう忍びではなく、自分を慕っていると主張したが、於愛(広瀬アリス/28)が真偽を問うと、千代は「偽り」だと答えて……という展開。
視聴者のX(ツイッター)上の反響は、《謎の於愛回にするために千代は引っ張り出され、元忠はアホの役させられ、忠勝はゴネ役させられ、稲は急に目覚めさせられたんかい。脚本の古沢さんの悪いとこ出てるわ〜。尺の使い方どうなってるの?》など、ドラマ終盤に来て、家康の3人目の側室である於愛をフィーチャーしたことに対する不満の声が多かった。
その一方で、ラスト2分で北川景子演じる茶々が、ラスボス感たっぷりに登場したことには、《最後に火縄銃をぶっ放し、不敵に笑う茶々に全部持って行かれた。千代もお稲も健気だったのに、茶々の迫力にはかなわない》《お市も茶々も“じゃじゃ馬系”の姫様だけど、北川景子はそのキャラをまったく違うものとして演じてる》など、称賛の声が相次いでいた。