元俳優の高岡蒼佑(41)が28日までにインスタグラムを更新。ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を発端としたジャニーズ事務所をめぐる騒動について、持論を展開した。

 この日、「ジャニーズ事務所大炎上。なるべくしてなったけど、いずれはこういう時がくるとは思っていたけど、なったらなったで、ファンからしたらとんでもない話ですね」と切り出した高岡。「過剰に慌てふためき、動揺し、混乱する人がいるのも事実。それも仕方ない」と動揺するファンの心中を思いやる一方で、「生き甲斐って大事だけど、依存は危険」と警鐘を鳴らした。

 さらに、ジャニーズ事務所を‟クイーン”や‟横綱”に例え、「そのジャニーズが崩壊寸前。仕方ない」「業界中は知ってて、見て見ぬ振りをしてきたのだから、同罪。妨害行為も一つや二つじゃない」などと続けた高岡。「あの事務所、中枢は腐っているというだけの話。タレントさん達は良い子もいるのは事実だしね。生田斗真なんて、人間的にも最高だと思うし。タレントは被害者であり、加害者の一部になってしまった人間もいるだろう」と個人名を挙げながら指摘した。

 また、現在ジャニーズ事務所に所属するタレントの今後にも言及。「ほんの些細な小さな事にも恩義を感じている人は居たいと思うだろうし、看板が綺麗じゃなければ嫌だという奴、真っ先に逃げ出したい人もいるでしょう」「メリーやらジュリーに助けてもらって、大きな仕事をお土産に、スキャンダルをもみ消してもらって、まやかしで世論誘導できた人もいます。仕事を振ってもらって、筋的に生涯ジャニーズの看板でやらなければいけない人もいます」と含みをもたせ、「まぁこいつが事務所出たら、その時は俺は、初めて全力のきっしょ。このちんちくりと、罵詈雑言浴びせてやります。割愛」(原文ママ)と過激なコメントをつづった。

 「ファンの人の行き場のない感情はわからなくもない」とファンの動揺に理解を示しつつ「この世紀の大事件に嘆いている人は、ジャニーズ事務所の応援をしているのか、それともタレントを応援しているのか」と疑問を呈し、「ジャニーズにもう煌びやかなブランドなんてない。金輪際ありません」と断言。看板がなくなっても応援を続けることが「それこそタレントの支えになる」としている。

 特定の人物を匂わせる一部の内容に、フォロワーからは「木村拓哉さんのことですか?」と質問が寄せられたほか、「仰る通りですね。共感できる内容です」「他芸能事務所にも切り込んでもらいたいものです!!」「ダーーーとこの文章読んでなんだか気持ちがスッキリー」といった好意的な反応も上がっている。