■「メンバー案」でも危険過ぎるジャニーズ事務所の深い闇

 とはいえ、ジャニーズの場合、社名となると現在所属するメンバーが提案する案に問題がないわけではない。

「メンバー案を採用するとしても、今度はどのグループの案が採用されるのか、というところも注目される」(前出の芸能プロ関係者)

 これは、そもそもジャニーズ事務所内でグループの扱いに“格差”があったことが起因するという。

「たとえば、ジャニー氏のお気に入りであり、ファンの間で“スペオキ”と言われていたメンバーの案が採用されれば、”ジャニーズ色を払拭できていない”と言われてしまうかもしれない。あるいは、藤島ジュリー景子前社長(57)が推していた、関ジャニ∞、なにわ男子などのメンバーの案が採用されれば、”やはりジュリー氏の影響が残っている”と、事務所内の力関係を邪推する見方も生まれかねない。

”アンジュルム”のようにファンが揉めず、納得できる空気感を作り出すには、東山さんか井ノ原さんが新社名を命名するのが最もリスクのない方法だと思われますが……」(前同)

 果たして、名付け親は誰になるのか。新たに設立される会社に注目が集まっている。

井ノ原快彦、東山紀之