■キンプリの生き様と正反対

 また、キンプリはジャニーズの若手グループでもトップクラスの活躍をしてきたが、稼働や人気に見合うような待遇ではなかったことに不満を抱いていたともいい、シャネルやエルメスなどの高級ブランドを愛用し、宝石だらけの指輪を身に着けたジュリー氏を見て、普段はあまり感情を出さない岸も「あれはないわ」と憤っていたとも報じていた。

 ジャニーズ事務所はこの記事を受けて裁判を起こすなど、一部の内容を否定しているが、結局、5人のキンプリは崩壊。

 平野は退所前に公式ブログ(現在は削除済み)に別れの言葉をつづっていたが、そこでの、

「ジャニーさんごめんねー! 目標届かなかった!!! ただできないといわれたら仕方がない!」

 という一文を、海外進出を認めなかったジュリー氏への恨み節ではないか――と受け取ったファンも少なくない。

「平野さんはジャニー氏に直談判してデビューを勝ち取り、デビュー後もキンプリは、本当に細かいところまで徹底的に5人で相談して、自分たちで納得のいくグループの楽曲やライブ演出などを決めてきた。

 一方、ジュリー氏の場合、『文春』報道通りなら、金額から考えても、かなり風水に頼っていたことがわかる。悪く言えば、他力に決めてもらっていた、ということ。

 ジュリー氏はタレントの映画やドラマなど映像路線を進めていたといいますが、それもR氏に頼ったものだとしたら……平野さんは、自身やキンプリの映像路線に強く反発していたといいますからね。

 R氏に救われたという人は多いし、風水、占いが100%悪いとはいうことではありませんが、自分たちで全部を決めてきた平野さんとは、完全に水と油だったのでしょうね……」(前出のワイドショー関係者)

 キンプリ崩壊の遠因は、ジュリー氏の風水への傾倒にあった!?