ジャニーズ事務所は10月5日、新たに設立する会社と元SMAP木村拓哉(50)がエージェント契約を締結する方向で話を進めていることを明らかにした。

 同日発売の『週刊文春』では、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、ジャニーズ事務所の社名変更が決まったときに木村が「なんで変えるんだ!」と抵抗し、いまだに納得していないと報道。

 また、来春放送予定だった主演ドラマ『教場』(フジテレビ系)の制作が延期になった理由について、秋の撮影開始を前に木村がストップをかけたとし、ジャニー氏の加害問題の影響でモチベーションが上がらなかったからだとも報じた。

※画像は『風間公親−教場0−』の公式X(ツイッター)『@kazamakyojo』より

 さらに木村だけではなく、KAT-TUN亀梨和也(37)、SixTONESに独立の可能性があるとし、特に松村北斗(28)はドラマや映画の演技が高く評価されており、退所しても引く手あまただろうとしている。

 木村に関しては独立に向け、妻で歌手の工藤静香(52)が“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能事務所の社長に相談しているとも報じた。

■キムタクを巡る文春報道を完全否定

 この記事を受け、ジャニーズ事務所は公式サイトを更新。《弊社所属タレントに関する一部週刊誌記事について》と題し、次の文章を掲載。

《一部週刊誌において、弊社所属タレント木村拓哉に関し、「社名変更が決まっても“なんで変えるんだ!”と抵抗して納得していない」などといった記事や、「ドラマの撮影について“今はそのタイミングじゃない”とモチベーションが上がらないことを理由としてストップをかけた」などといった記事が掲載されておりますが、そこで書かれている内容は全て事実無根です》

 そのうえで、

《一連の報道のとおり、所属先である弊社が深刻な問題を抱えている状況下にありながら、木村は後輩達の相談にも積極的に応じ、また、被害を受けた方々の心情に配慮して率先して社名変更を弊社に促す等、常に、被害を受けた方々や不安なタレント・アーティスト達の心に寄り添っておりました。

 そして、今後の弊社の抜本的な改革を期して、新たに設立する会社とのエージェント契約も準備が出来次第締結する予定でいた中でこのような記事が出たことを、弊社としても大変心苦しく感じております》

 と説明した。