■ジャニーズ事務所が異例の反論文を発表したワケ
ワイドショー関係者が話す。
「ジャニーズ事務所、ジャニーズタレントには日本中、そして海外メディアからも冷ややかな目が向けられています。そんな状況にもかかわらず、文春記事を真っ向から否定するというのも驚きの対応とも思えます。芸能事務所は通常、週刊誌の報道をスルーすることも多いですしね。
ただ、東山紀之さん(57)に代わって長男格に繰り上がった木村さんが独立するとなったら、後輩タレントも大きく動揺するでしょうし、彼に続くタレントも続出しかねない。また、社名変更に納得がいっていないというところも、事実でないとしたら木村さんの“イメージ回復”のためにも否定しておきたいところですよね。そういった事情もあり、特別扱いとも言える異例の反論文を出したのではないでしょうか。木村さん本人や周辺が反論をお願いした可能性もありそうです……」
東山、井ノ原快彦(47)らが10月2日に会見を行ない、再発防止策やジャニーズ事務所から「SMILE-UP.(スマイルアップ)」への社名変更を発表。同社に所属するタレントとエージェント契約を結ぶ新会社設立の方針などについて説明があったが、木村が新会社とエージェント契約を締結するタレント第1号となるのかもしれない。
■後輩たちに背中を見せる“男気的残留”
木村を巡っては『教場』の制作が延期となり、資生堂の広告案件が白紙になったと報じられ、CMに出演していたマクドナルドや日産が新規の契約をしないと宣言。大正製薬も慎重な姿勢を見せている。
「ドラマの制作が延期になり、CM案件が4つも消滅危機にある。加えて、2日の会見で特定の記者を指名しないようにするための『指名NG記者リスト』の存在も明らかに。
ジャニーズ事務所は関与を否定しましたが、5日には『指名候補記者リスト』があったことも発覚。実際にそのリストに名前があった記者が指名されており、さらに、会見の運営を担当したPR会社は、会見の進め方について同事務所と調整していたことを明らかにしていて、ジャニーズ事務所にはさらなる大逆風が吹いています。
これほどのジャニーズ事務所はめちゃくちゃな状況になっていて、木村さんも、どう考えても岡田准一さん(42)のように完全独立したほうが今後の仕事はしやすそうですよね。にもかかかわらず、新会社とエージェント契約する決意を固めたというのは、今の会社のあり方に不安を抱いている後輩たちに背中を見せる“男気残留”とも言えそうです。
しかし、SMAP独立騒動の過去、ジャニーズサイドの思惑も見え隠れして、厳しい声も寄せられてしまっていますね……」(前同)