向井理(41)主演のドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系、水曜夜10時)の第3話が10月11日に放送される。4日放送された第2話では、手抜きなしのフェスでのライブシーンや、人気声優・梶裕貴(38)の意外な使い方が話題になった。

 第2話の内容は以下。アマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌/23)の軍師となった諸葛孔明(向井)が、彼女を売り出すべく次に用意した舞台は、アートフェスでの野外ライブ。だが、英子のブースは会場の一番はじっこ。しかも、対面は人気インディーズバンド・JET JACKETのブースで、かなり状況は厳しい。

 その頃、JET JACKETの3人はスタジオで練習していたが、ボーカル・RYO(森崎ウィン/33)の様子がおかしい。RYOは練習を早々に切り上げて一人で帰ってしまうが、その姿を孔明が見ていた。そして、フェス当日、RYOにあいさつする英子と孔明の元に、小林(森山未來/39)が「機材トラブルが起きた」と告げに来る。

 しかし、これはRYOを油断させるためのウソで、RYOが喉に負担が掛からない曲を演奏し、MCコーナーに入ったところで英子がライブを開始。Creepy Nutsの『堕天』をカバーすると、舞台の前には多くの客が。これを見たJET JACKETの客は、英子のブースに流れていったが、これこそ、孔明の策略だった……という展開。

 これは、照明の光熱で蜃気楼を発生させ、屋台にいた客が英子の前にいるように見せる、中国の三国時代の「無中生有の計」という兵法を使ったもの。視聴者はX(ツイッター)上で、《歴史好きとしてはもちろん、フェス好きとしてもたまらん! 曲もパフォーマンスも本格的》など、三国志ネタやアーティストへの称賛が多かった。