■「ステマ騒動」で当時のアナウンス室部長も退社

 フジテレビの複数の女性アナウンサーが、美容室から無償でサービスを受ける代わりに、自身の写真を美容室の宣伝のために使わせたり、SNSで来店したことをつぶやいていたことがステルスマーケティングにあたるのではないかと、2021年4月の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 ステマ疑惑が報じられたのは、退社した久慈のほか、井上アナ、三上真奈アナ(33)、宮澤智アナ(32)、堤礼実アナ(29)、海老原優香アナ(28)、杉原千尋アナ(27)の7人。

「三田アナにも疑惑が報じられましたが、彼女は騒動に巻き込まれた被害者とも言えますし、騒動の余波もあって退社を決意した可能性も言われています。

 それに当時のアナウンス室・部長を務めていた野島卓さん(56)は、昨年春の早期退職者制度を利用して退社しています。彼は部長としてステマ騒動の火消しに動いたものの、その対応がまずかったと評価され、騒動後は部長職を降りています。

 ステマ騒動をきっかけにアナウンサーが続々と退社したり、関わった女子アナの中にはメインのルートから外れてしまったような人もいる。結果、『めざまし8』の後任がなかなか決まらないという事態になってしまっているようで、局内では“人材難”のなかでさまざまな調整が進められていると聞こえてきていますね……」(前出の制作会社関係者)

 永島アナに代わって『めざまし8』の“顔”になるのはどの女性アナウンサーになるのだろうか!?