芸能情報から独自のインタビュー記事まで、日常のなかで“ピン”とくるちょっと気になるニュースに“ズバ”と切り込む本サイト。今回は、2023年9月配信の人気記事をプレイバック。「嵐のピンチ」の事件簿を振り返り!

2位 相葉雅紀が猛叩きの「東山紀之新社長」の犠牲者に!?来年の『24時間テレビ』の「メイン濃厚」毎度の尻ぬぐい感!CMも消える!!

「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)は視聴率的にも募金額的にも、結果を残すことができず、日テレ内もお通夜状態ですよ……」(制作会社関係者)

 8月26日と27日に放送された『24時間テレビ』の平均世帯視聴率は11.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は6.6%だった。世帯は全46回中で歴代35位タイ。個人は1997年以降27回中で歴代25位だった。

 また、放送終了時点の募金総額は2億2223万8290円だった。これは、2022年放送終了時点の3億1819万4209円から約1億円減の大幅ダウンとなった。

「今年のメインパーソナリティーを務めたのはなにわ男子で、放送直前にはメンバーの西畑大吾さん(26)の熱愛スキャンダルも報じられてしまいました。ただ、それ以上に悪影響をもたらしたのは、ジャニーズ事務所への逆風ですよね」(前同)

 ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を巡って、8月29日にジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」(座長・林真琴前検事総長)が都内で会見を行なって、長年にわたって性加害が行なわれていたと認定。藤島ジュリー景子社長(57)にも辞任勧告を行なった。

 これを受け、同社は9月7日に会見を実施。会見にはジュリー氏、東山紀之(56)、井ノ原快彦(47)と顧問弁護士が出席。ジュリー氏が社長から退任し、新社長に東山が就任すること、さらに年内をもって表舞台から引退することを発表した。そして、ジャニーズ事務所はジャニー氏の性加害を初めて認めたのだ。

 また、ジュリー氏は社長から退任するものの、株式を100%保有したまま代表取締役として残ることも明らかになった。

 会見を受けてSNSには、

《株式100%保有の前社長が取締役残留って笑 こんな会社と関係を続けるテレビとかガチで異常な業界だな》
《社長退任するだけで、ジュリーが株式100%保有するって決定権があるのジュリーだし、東山はただのお飾りじゃん。さすがに対応悪すぎて茶番でしかない》
《東山新社長! お前が芸能界を引退しようがそんなことは、今回の問題の解決に一つも繋がらない》

 などの厳しい声が寄せられている。

「東山さんは会見中“記憶があいまい”などと発言したり、政治家のようなのらりくらり感もあって批判の声が多かった。“井ノ原が新社長になったほうが良かった”そんな声もありましたよね……。

 そんな東山社長の新体制には前途多難感が漂っていますが、『24時間テレビ』も2003年からメインパーソナリティーにジャニーズタレントを起用し続けています。日テレとジャニーズの良好な関係がうかがえますが、そういった背景もあり、3月にBBCがジャニー氏の問題に焦点を当てたドキュメンタリーを放送すると、日テレや『24時間テレビ』にも批判が殺到。

 チャリティー番組という旗印を掲げていますが、チャリティーとは関係ないジャニーズの内輪ノリ、ジャニーズファンだけが喜ぶような演出も、これまで少なくありませんでしたからね」(前出の制作会社関係者)