女優の趣里(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説ブギウギ』の第9回が10月12日に放送さるも、視聴者からのツッコミが殺到してしまった。

 同作は109作目の朝ドラで、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年/70歳没)がモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。鈴子の少女時代は澤井梨丘(12)が演じている。

 第8回では、梅丸少女歌劇団(USK)が初の単独公演を行なうことが決定するも、鈴子を含む同期で新人の3人にもデビューのチャンスがあると伝えられるが、デビューできるのは3人のうち1人だけだと告げられ、3人の仲はギクシャクしてしまう。

 そしてラストに突如としてバタンと倒れてしまった鈴子。第9回の冒頭では妹尾和夫(71)演じる医師の熱々先生に百日咳と診断され、3か月後に行なわれるUSKの単独公演の出演は無理そうだと思われ――という展開。

 第9回では、高熱でうなされる鈴子に、水川あさみ(40)演じる母・ツヤと柳葉敏郎(62)演じる父・梅吉は、娘が死んでしまうのではないかと心配する。

 そんなとき、鈴子はツヤに桃が食べたいと伝える。ツヤは懸命に探すも今は桃の季節ではなく、あちこちの青果店を回るもやはりどこにもない。

 うなだれて帰ってきたツヤに、風呂を沸かしていた宇野祥平(45)演じるゴンベエが桃を手渡す。驚くツヤはどうやって手に入れたのか尋ねるも、ゴンベエはニッコリと笑って「記憶にございません」と一言。もともとゴンベエは記憶喪失で、助けられた銭湯でそのまま働くことになった謎多き人物。その桃の入手先についても視聴者の間では話題になった。

※画像は『ブギウギ』の公式X(ツイッター)『@asadora_bk_nhk』より