■“面接”シーンで見せた圧巻の演技――澤井梨丘の退場を惜しむ声

 第4回では花咲音楽学校に入学するための試験に挑む、結果、不合格となって「何でや。ワテより歌も踊りも下手な子が受かってんで。ワテがチビやからや」と涙を流すシーンが、第5回では橋本じゅん(59)演じるUSKの林部長の前で『恋はやさし野辺の花』を堂々と歌い切り、USKに特例で合格するシーンがあり、澤井の演技や歌声に《ちょっと悲しげで綺麗な歌だ。子役ちゃん、上手かったな》などの絶賛の声が寄せられた。

※画像は『ブギウギ』の公式X(ツイッター)『@asadora_bk_nhk』より

 10月16日からはそんな澤井から趣里にバトンタッチするということで、

《いや~子役編、もっと観たかったな。。。早くもロス感ハンパないよ》
《そか子役週終わるんか、、》
《子役パートが終わってしまった 可愛かった 既に“ロス状態”》
《今日のブギウギは電車で見たらあかんやつ。感動しすぎて危うく涙こぼれるとこやった》

 とロス状態になっている視聴者も少なくない。

「わずか10話の登場となりましたが、澤井さんはしっかりと存在感を放ちました。レビューシーンも脇役でしたが、可愛らしく、視聴者の記憶に残ったはずです。

 そして4話、5話の“面接”のシーンで見せた自分を売る場面の演技も素晴らしかったですね。セリフが体の中まで沁み込んでいて、滑舌良く淀みなく言葉があふれてくる。“なんとか入団させてほしい”という気持ちが全面に出た表情も本当に素晴らしく、まさに自身の未来に大きな期待をする“鈴子”がそこにはいましたね。

 12歳であの演技は本当に凄い。今後、大女優となって朝ドラにヒロインとして戻ってくる――そういうことも十分にあるのではないでしょうか」(前出のドラマライター)

 圧巻の演技と歌声で視聴者を魅了した澤井。16日からの趣里演じる大人へと成長したスズ子の活躍にも注目が集まる!