10月16日、二宮和也(40)、中谷美紀(47)、大沢たかお(55)によるトリプル主演ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)の第2話が放送された。平均世帯視聴率は5.5%、個人視聴率は3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

『ONE DAY』は、別々の人生を歩んできた全く関わりのない男女3人のクリスマスイブの1日の出来事を1クールかけて描く群像劇作品。

 記憶喪失の勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮)による「逃亡編」、報道キャスター・倉内桔梗(くらうち・ききょう/中谷)による「地方テレビ局編」、孤高の老舗レストランシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢)による「レストラン編」の3つの物語が同時進行し、最後には運命の交錯を果たす。

【以下、『ONE DAY』第2話までのネタバレを含みます】

 第2話の「逃亡編」では、誠司が自分の正体を知っているらしい、警視庁組織犯罪対策部の管理官・蜜谷満作(江口洋介/55)に会うべく、殺人事件の容疑者でありながら横浜警察署へ忍び込む姿が描かれた。

「地方テレビ局編」でも物語は大きく動いていて、桔梗は誠司と学生時代に面識があり、彼の本名が天城勇太(あまぎ・ゆうた)であることを突き止めたほか、「シェフ編」の主人公である時生と桔梗が過去に何かあったことを示唆する意味深な描写もあった。

「公式には“3人の主人公の3つの物語”となっていますが、3人に次ぐ4人目の重要人物、独立したキャラクターとして佐藤浩市さん(62)演じる真礼(まれい)という謎の男がいて、第2話では『逃亡編』に深くかかわってきました」(テレビ誌編集者=以下同)

 真礼は「愛犬・フランを飼っていること以外、全てが謎に包まれた男。神出鬼没でふらふらと街を徘徊する」(公式サイトより)人物で、彼の物語は自宅から逃げ出してしまったフラン(白いブル・テリア)を探す――という、他の3編とは一見すると独立したドラマが描かれている。