■辻希美は「ウインナーばっかり弁当」炎上の過去
その昔は、辻希美(36)が作るお弁当にはウインナーの登場頻度が高すぎるなどとしてしょっちゅう炎上。もはや「辻といえばウインナー」と揶揄されるほどだったが――。
「以前は、“手間ひま”をかけていないように見える=愛情がない、といった捉え方をされていましたが、働く女性が増え、またお弁当を作る男性も増えてきた。そうした時代の変化とともに“女性はこうあらねば”“母はこうあらねば”といった呪縛から、だんだん解放されてきた感じはしますよね」(前出の牛窪氏)
SNSといえば“映え”だったが、今はむしろ“飾らない”姿が支持を得る時代なのだ。
牛窪恵
マーケティング会社・インフィニティ代表取締役。立教大学大学院(MBA)客員教授。同志社大学・ビッグデータ解析研究会メンバー。
著書に『男が知らない「おひとりさま」マーケット』(日本経済新聞出版社)、『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』(講談社)、『恋愛しない若者たち』(ディスカヴァー21)等多数。近著は『恋愛結婚の終焉』(光文社)。NHK総合『サタデーウオッチ9』ほか、テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。