日本芸能界のスーパースター・木村拓哉(50)に激震が走っている――。

 創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の問題を受け、ジャニーズ事務所から社名を変更した「SMILE-UP.」が10月17日、ファンクラブ会員を対象に新たに設立するエージェント会社の社名の募集を開始した。

 東山紀之新社長(57)は10月2日に行なった会見で「SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)」がタレントのマネジメントや育成業務から完全に撤退し、被害者への補償のみを行なっていく会社になると説明。同社は補償終了後に廃業となる。

 所属タレントは新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結んで活動し、新会社の社長に東山、副社長に井ノ原快彦(47)が就任する。

井ノ原快彦、東山紀之

「誰が新会社とエージェント契約を結ぶのか、元V6岡田准一さん(42)のように完全に独立するのかはまだ発表がありませんが、元SMAPの木村さんは新会社とエージェント契約を結ぶことがほぼ確定しています」(ワイドショー関係者)

■「エージェント契約も準備が出来次第締結する予定」と異例の声明

 10月5日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、木村が「なんで変えるんだ!」と“社名変更に抵抗した”こと、来春放送予定だった主演を務めるスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)の撮影に「今はそのタイミングじゃない」とストップをかけたこと、水面下で木村の独立が進んでいると報じられた。

 妻で歌手の工藤静香(52)が“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能事務所の社長に今後の活動を相談し、独立の手助けに暗躍しているとも報道。

 しかし同日、ジャニーズ事務所は公式サイトを更新。記事の内容は《全て事実無根》と否定したうえで、

《一連の報道のとおり、所属先である弊社が深刻な問題を抱えている状況下にありながら、木村は後輩達の相談にも積極的に応じ、また、被害を受けた方々の心情に配慮して率先して社名変更を弊社に促す等、常に、被害を受けた方々や不安なタレント・アーティスト達の心に寄り添っておりました。

 そして、今後の弊社の抜本的な改革を期して、新たに設立する会社とのエージェント契約も準備が出来次第締結する予定でいた中でこのような記事が出たことを、弊社としても大変心苦しく感じております》

 と説明していた。