■ジェイ・ストーム「紅白NG」でもスノストには出場の可能性

 大晦日の音楽特番といえば、『NHK紅白歌合戦』にジャニーズ事務所所属アーティストが出場するかどうかにも注目が集まっている。

 NHKは10月18日、東京・渋谷の同局で定例会長会見を実施。ジャニーズタレントの番組出演について担当者は「新規の出演依頼については被害者への救済と再発防止への取り組みが着実に進まないと行なわない」とするスタンスに変更はないと説明。「『紅白』についても同じ方針。現段階ではその方針に沿って対応する」とした。

「しかし、一部では2組は出るのではないかという報道もありますよね。ジャニーズ事務所の前社長である藤島ジュリー景子氏(57)が代表取締役会長を務めるレコード会社『ジェイ・ストーム(2024年1月1日より社名を『ストームレーベルズ』変更)に所属するアーティストの出場は“絶対にない”と言われています。

 一方、ジャニーズでもトップクラスの活躍を見せているSnow Manはエイベックス系のMENT RECORDING、SixTONESはソニー・ミュージックレーベルズ、King&Princeはユニバーサルミュージックにそれぞれ所属していますから、出場の可能性はゼロではない。

 特にSnow ManはCDセールスも凄まじいですし、数字も持っている。SixTONESも楽曲が高く評価されていて、パフォーマンスもパワフル。スノストはNHKとしてもなんとか出場させたい存在ではないでしょうか。新エージェント会社としても、出てもらいたいでしょうね」(前出の民放キー局関係者)

※画像は「Snow Man/MENT RECORDING」の公式X(ツイッター)『@SN__20200122』より

■『紅白』出場ゼロなら「カウコン」開催か

『紅白』出場アーティストは例年10月下旬や11月中旬に発表されてきた。

「NHKサイドもまだ決められないでいるのではないでしょうか。そして、その『紅白』に“やっぱり1組も出られません”となったら、ジャニーズの新会社は『カウコン』開催に踏み切るつもりだとも聞こえてきています。反省すべきところは反省し、新会社とエージェント契約を結んでくれたタレントたちで再スタートを切りたいという思いは強いでしょうからね。

 つまり、『紅白』にスノストが出場できるかどうか決まらないと『カウコン』の実施も決められないという感じのようです。それで、フジテレビも年またぎ特番を動かすに動かせないわけです。そんな状況に仮のオファーを受けている芸人やプロダクションも“どうしたものか”と戸惑っているようで……多くの芸能関係者、テレビマンが『紅白』と“ジャニーズ”に振り回されている状況だと言いますね」(前同)

 今年の『紅白』にスノストの姿はあるのか? そしてファンが熱望する「カウコン」の実施は果たして!?