■キンプリ時代からテレビ出演に消極的だった
先日までジャニーズ事務所の社長だった藤島ジュリー景子氏は、国内のドラマや映画など、タレントの映像路線を推し進めていた。
「キンプリに嵐のような国民的グループになって欲しい、というジュリー氏、事務所サイドの意向もあったのでしょうが、歌やダンスパフォーマンスでグループの海外進出を目指す平野さんとは方向性が違っていた。
それがキンプリの脱退発表時の“海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきている”という、連名コメントへとつながったんですよね。
平野さんは、2022年放送の連続ドラマ『クロサギ』(TBS系)など役者業も評価されていますが、本人としてはかなり消極的で、役者路線を目指すつもりもないといいます。
神宮寺さんも、重きを置いているのは舞台の演出など、テレビ以外の仕事だと言われていますね」(前出の芸能プロ関係者)
平野と神宮寺が立ち上げたインスタグラムも、海外のアーティストのようにハイブランドとのコラボを強調していることからも、世界進出への強い意欲を感じさせる。
「海外の音楽番組などには出るかもしれませんが、平野さんと神宮寺さんは完全にアーティストとして、世界に目を向けている。そのため“軽視”というと聞こえは悪いですが、もはや日本のテレビ出演は眼中にないそうです。
他方で、岸さんは2人に比べると、まだバラエティ番組に関心があるよう。この差が、3人の今後の活動、テレビ出演のところで大きく影響してくる、ということですね」(前同)
忖度がなくても、本人が出演意向がなければやむをえないこと。平野と神宮寺をバラエティ番組やドラマで見る機会は、当面の間ないのかもしれない――。