■長期療養中の渡邊渚アナは復帰が見えず……
前出の制作会社関係者が続ける。
「長期休養に入っている渡邊アナですが、『ぽかぽか』を卒業したことからもうかがえるように、簡単に仕事に戻れる状態ではないようです。体調不良の面もそうですが、仕事においても悩みをいろいろ抱えているようで……。
渡邊アナは番組には出たいが、単純にキャピキャピするいわゆる若手女子アナに求められる仕事はやりたくないという話ですね。つまり、それは、キャスターとして硬派な報道番組やスポーツ番組を担当したいということになる。フジでは宮司愛海アナ(32)、3月末で退社した三田友梨佳元アナ(36)がその代表例ですが、そうしたキャスターを務めるには経験が必要ですからね。そんな悩みと体調不良が重なって、なかなか復帰が叶わないようなんです……」
■カトパンは『めざましテレビ』生放送中に倒れ……
フジテレビでは、宮司アナもMCを務める夕方の報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)を、インフルエンザのため9月25日から29日まで欠席していた。
#イット !は
— Live News イット! (@livenews_it) October 12, 2023
15時45分スタートです
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#宮司愛海 pic.twitter.com/8nANeifB3n
前出の制作会社関係者は続ける。
「かつて帯番組のMCが番組に穴を開けるなんて、あり得ないことでした。ただ、特に『めざましテレビ』のような早朝の生放送は、夜に寝て深夜に起きるという昼夜逆転生活になりますし、とんでもなくキツい仕事ですからね」
2014年10月、当時『めざましテレビ』のMCを担当していた加藤綾子(38)が生放送中に倒れて途中退席したこともあった。
「早朝のニュース番組は、局の顔とも言えるものですが、その番組のMCを務めるアナウンサーにとっては、ある意味、それは地獄のような生活だとも言いますね。昼夜逆転に加え、局の看板を張る人気アナは、他のレギュラー番組も抱え、朝の番組が終了してもまだ局内に残って、午後や夕方に別の担当番組の収録に臨むこともある。さらに特番や局上層部が出るような大きなイベントに駆り出されることもある。一部のアナウンサーが忙しすぎるんです。
加えて、“番組に穴を絶対に開けてはいけない”というテレビ界の常識があった。それでカトパンなども苦しんできたわけですが……それが、コロナ禍で大きく変わったんです。熱や風邪の症状があれば、周囲に感染させてしまうリスクがありますし、コロナ禍で“積極的に休むこと”が徹底されるように。
それを機に“体調が悪い日は休んでもいいよね”という風潮になり、さらに働き方改革も重なり、激務すぎた一部のアナウンサーの労働環境が改善したと言われています。特に、時代が変わった、とテレビマンの間で話されている象徴的な例が日本テレビの水卜麻美アナ(36)の長期離脱です」(同)