俳優の蒼井優(38)が10月20日放送の朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)のプレミアムトークに出演する。趣里(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説ブギウギ』の撮影秘話や親友のしずちゃんこと南海キャンディーズ・山崎静代(44)からの証言も飛び出すといい、番組の大盛り上がりが期待される。

※以下、『ブギウギ』のネタバレを含みます。

 テレビ誌編集者が話す。

「『あさイチ』に朝ドラに出演している俳優・タレントが出演すると、その人が演じている役はドラマからフェードアウトする、死んでしまう、というジンクスがあるんです。

 例外ももちろんありますが、朝ドラは半年にわたって続きますからね。役目を終えた人、クランクアップした俳優が『あさイチ』に出演してドラマ出演を総括し、“これからも見てくださいね”と告知するというのが定番の流れになっているんです。

 そして、すでに『ブギウギ』の全体のあらすじも公開されていますが、蒼井さん演じる、梅丸少女歌劇団のスズ子の先輩である大和礼子も例に漏れず、亡くなってしまうことになるんです……」

『ブギウギ』は109作目の朝ドラで、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年/70歳没)がモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。蒼井は、梅丸少女歌劇団(USK)の娘役トップスターで、スズ子の憧れの先輩・大和礼子を演じている。

※画像は『ブギウギ』の公式X(ツイッター)『@asadora_bk_nhk』より

■大和礼子は出産後に突然の死を迎えることに

 現在放送中の第3週「桃色争議や!」では劇団員と運営する本社が全面対決をするという展開に。

 ドラマの舞台は大正から昭和にかけての時代。世界恐慌の波は大阪にも押し寄せ、升毅(67)演じるUSKを運営する梅丸の大熊社長は賃金と人員の削減を断行。大和は劇団員のためにストライキをすべきだと主張するが、翼和希演じる男役トップスター・橘アオイは客のことも考えないといけないと、2人が対立してしまう。

「すでに暗い影が迫りつつありますが、時代的にも日中戦争や第二次世界大戦に突入していくなかで、生活環境も悪くなっていってしまう。そして、スズ子の周囲でも不幸が連続して起こってしまうことになるんです。

 大和と橘は後輩たちのために会社と交渉し、劇団員たちの待遇は改善される。ただ、2人は騒動の責任をとって劇団を退団することに。その後、時を経て、大和は森永悠希さん(27)演じるUSKの専属ピアニストだった股野義夫の子を出産するのですが……突如として亡くなってしまうといいます」(前同)

※画像は森永悠希の公式インスタグラム『@yukimorinaga_official』より