TOKIOの人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。

 同番組の準レギュラーとして大人気を博している岸優太(28)は9月末でジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所し、『DASH』の大仕事「23度目の米作り」も、10月15日放送回で終了。同じ15日に滝沢秀明氏(41)が立ち上げた株式会社TOBE」に合流したことで、このまま岸は番組をフェードアウトすると思われていたが――。

「岸さんは今後も、『DASH』に継続出演する可能性が非常に高いと言われていますよ」

 そう話すのは、バラエティ制作会社関係者だ。

「これまで“辞めジャニ”は、テレビ局の忖度で番組に出られないことが多かったですが、旧ジャニーズ創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の騒動で情勢が大きく変わりました。

“ジャニーズが出演している番組”から手を引くスポンサーが出始めているため、岸さんが出演を継続することで“ジャニーズだけの番組ではない”というアピールになるし、何よりも岸さんが降板することで“忖度がまだ働いている”、ということになってしまう。

 そして、岸さんは視聴者人気が抜群なだけでなく、スタッフや共演者からの評判も非常に高い。TOBE合流後も、降板させる理由がないんです」

 岸は10月15日、King&Prince時代の仲間で7月7日にTOBEに合流していた平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)と、新ユニット「Number_i」を結成。来春に控えていると噂されているドームコンサートを筆頭に、本格的な芸能活動を再開すると考えられている。

 一方、二宮和也(40)と上沼恵美子(68)に、退所後の予定は決まっていないと明言していたにもかかわらず、退所からわずか2週間ほどでTOBEに合流したことには、批判の声も出ている。

 7月13日放送のバラエティ番組『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)の3時間SPには、上沼がゲスト出演。その上沼から退所後の活動について「決まってるんでしょうけど、今言えない?」と質問された岸は「とりあえずはまだ決まってない状態で」と応じていた。