■関ジャニ∞にもちらつく「解散」――

 関ジャニは2002年に8人組として結成され、2004年にデビューを果たしたが、2005年に内博貴(37)が未成年飲酒騒動で活動休止後にそのまま脱退。

 それ以降は7人体制で安定していたが、2018年に渋谷すばる(42)、2019年に錦戸亮(38)が脱退。短期間で2人が抜けて5人体制になり、現在に至る。

 渋谷、そして錦戸はグループのリードボーカルだったこともあり、「正直、解散ライブのことまで話をしていた」と、横山は2022年1月のバラエティ番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)で明かしている。

「5人が踏みとどまったのは“やっぱりファンのために……”という思いが強かったからだといいます。“ファンのためにも続けられるところまで続けよう”と決意を固めたと言われていますね。

 そんななか、嵐の25周年に問題が勃発したと。決まっていたドームコンサートに穴を空けては、事務所の信用問題になってしまう。ただでさえジャニー氏の騒動で信用が失墜しているのですから、それは絶対に避けなければいけません。そのために男気を見せ、穴埋めを担ったのが、関ジャニだということですよね」(前出の広告代理店関係者)

 一方で、関ジャニには、現在進行形でも解散説が浮上しているいう。

「5人全員がソロでも得意分野を開拓していること、グループとしてやり切ったという思いから、前向きな意味でこれ以上、メンバーが辞める、メンバーが長期離脱するとなった時点で解散しようということを決めているという話ですね。そして、舞台役者としての評価も高い安田章大さん(39)が今後、海外での活動を本格的に考えているといいます……。

 加えて、新事務所は、解散後も再集結しやすいエージェント制だから、それに拍車がかかりそうだと。

 しかし、関ジャニは本当にファン思いのグループ。“解散”はそう遠くない未来に迫ってきているのかもしれませんが……新グループ名になって初めて東京ドームの舞台の上に立ち、ファンへの日頃の感謝を伝える。またそれが、“戦友”の嵐の穴を埋めることになるなら、光栄なことだと感じているのかもしれませんね」(前同)

 ファンの多さと、嵐の松本がジャニーズJr.、関ジャニ∞の大倉と横山は関西ジャニーズJr.の育成に深く貢献していることから「東の嵐、西の関ジャニ」とも言われている両グループ。

 嵐のために男気を見せるという関ジャニは来秋、東京ドームで最高のパフォーマンスを見せてくれることだろう――。