■キスマイ宮田は香取に土下座を迫った

 旧ジャニーズ内には“派閥”が存在したと言われている。キスマイはSMAPの元チーフマネジャー・I氏派だったため共演の機会も多かった一方で、藤島ジュリー景子前社長の管轄だった関ジャニ∞は、SMAPとあまり接点がなかった。

 なにわ男子は、そもそも結成時にSMAPが解散しているため、やはり交流はなかったと言われている。

「関ジャニ∞はもちろん、若いなにわ男子にとって香取さんは純粋に“憧れの大先輩”なのではないでしょうか。そこにかつての派閥などは関係はなく、シンプルに共演が叶うのは嬉しいことだと思われます。道枝駿佑さん(21)はSMAPの大ファンで有名だし、なにわ男子もジュニア(旧ジャニーズJr.)時代はSMAPの曲をコンサートで広くカバーしていましたからね」(前出の女性誌編集者)

 一方、キスマイは“デビュー直前のグループ”として『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演したことや、中居正広(50)が派生ユニット「舞祭組」をプロデュースしたことで有名だが、香取と単独で絡む機会もあった。

宮田俊哉さん(35)は、堺雅人さん(49)の代表作『半沢直樹』(TBS系)の主人公・半沢直樹のモノマネ芸が得意ですが、2013年末に放送されたコント番組『YOUコントしちゃいなよ』(フジテレビ系)でもそれを生かした『反省沢直樹』というコントがありました。

 宮田さんが、香取さん、Sexy Zoneの中島健人さん(29)、A.B.C-Z塚田僚一さん(36)にそれぞれ謝罪相手を用意して、土下座と謝罪を要求するコントです」(前出の女性誌編集者)

 ちなみに、香取の謝罪相手は錦織一清(58)だった。

 香取は、1998年に『天声慎吾』(日本テレビ系)で錦織と共演中に電気ブランを飲んで泥酔(※)。しかも大先輩の錦織が歌を披露するタイミングで爆睡する大失態を犯した、という内容だった。香取によると「目が覚めたら技術スタッフが全部撤収していた」らしい。

 また、同番組で香取はコント中は完全に役に入り切っている宮田を「あいつスゴいな。あいつまったくキャラがぶれない」と称賛していた。

(※錦織いわく、当時の番組はお酒を飲むフリをしながらウーロン茶などで誤魔化すのが常識だった)