フジテレビの伝説的バラエティ番組『オールナイトフジ』が現代版にリニューアルして３２年ぶりに復活を果たすと、１月３０日配信の『ＮＥＷＳポストセブン』が報じた。
１９８３年４月に放送開始した『オールナイトフジ』は当初、セクシービデオや夜の店などの情報を扱ったコーナーもあり、国会で問題視されたこともあった。
しかし、同番組はデビューしたばかりの片岡鶴太郎（６８）やとんねるずを輩出。「オールナイターズ」と呼ばれる現役女子大生たちが出演し、“女子大生ブーム”の火付け役となったことでも知られる。
２０２２年６月にフジテレビの社長に就任した港浩一氏（７０）も、『オールナイトフジ』ディレクターとして番組に携わり、とんねるずとの親交を深めていった。同番組以降も、港氏は『とんねるずのみなさんのおかげです』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』など、とんねるずの冠番組を手掛け、出世街道を邁進。今回の『オールナイトフジ』の復活も、港社長の肝いり案件だという。
番組のプロデュースは、元テレビ東京プロデューサーで『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』（ともにテレビ東京系）を手掛ける佐久間宣行氏（４７）が担当し、お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介（３３）がＭＣを務めることが内定している、と『ＮＥＷＳポストセブン』では伝えている。さらに、もう１人のＭＣとして指原莉乃（３０）サイドとも調整を進めているとされる。
民放キー局関係者は言う。
「ＭＣはオズワルドの伊藤さんと報じられていますが、本当のところは、ＭＣは佐久間さんだといいますよ。本業はテレビプロデューサーながら、演者として“伝説の番組”の司会を務める、ということですよね。
佐久間さんのテレ東退社後の活躍は本当に凄いですよね。昨年は『Ｍ－１グランプリ』でウエストランドが優勝。錦鯉やニューヨークや見取り図などもすっかりブレイクしましたが、実は一番ブレイクしたのは、佐久間さんなんじゃないかと」
