大物芸人・タレントたちが着々と店じまいを進めており、2024年春にもテレビ界に激震が走ることになりそうだ――。

 日本テレビが大晦日の年越し特番として2006年から2020年まで放送してきた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズが、今年も放送を見送ることになると、10月23日付の日刊スポーツが報じた。

『笑ってはいけない』シリーズは、ダウンタウン松本人志(60)と浜田雅功(60)、月亭方正(55)、ココリコ田中直樹(52)と遠藤章造(52)に24時間「笑ってはいけない」というルールが課され、笑ってしまうたびに罰ゲームとして「ケツバット」を食らうという内容。

 2006年にスタートし、『NHK紅白歌合戦』の裏番組として、2010年から2020年まで11年連続で民放トップの視聴率を誇っていた大晦日の風物詩的番組だった。

 しかし、コロナ禍などを理由に2021年以降は番組は休止。日刊スポーツの記事によると、今年も復活を含め、さまざまな案を検討したが調整がつかず、3年連続で見送りとなったという。

※画像は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の公式X(ツイッター)『@gakitsukatter』より

■今年ナシなら未来永劫『笑ってはいけない』の放送は無理!?

 バラエティ番組を中心に手掛ける放送作家が話す。

「ダウンタウンさん2人が還暦を迎えた年でもあり、区切りもいい。ここ数年、関係者の間では“あと1回は『笑ってはいけない』をやる”という話がされてきました。2人の体力面もありますし、今年こそ放送があり、『笑ってはいけない』はグランドフィナーレを迎えると言われていて、周囲もそのつもりで準備を進めていた。

 レギュラーメンバーのスケジュールも仮押さえされていたといいますし、多くの番組スタッフもやるつもりで動いていました。構成も途中まではできていたといいます。大きな予算が組まれ、実際に、大物俳優へのオファーもされていたそうです。ですがやはり、最終的なところで、ダウンタウンさんサイドからNGが出たということで、今年も放送はナシとなったといいます。

 今年もできないとなると、“来年以降も難しい“”もう次はない”と関係者でも言われています。ダウンタウンの2人は、ここ数年のうちに引退する体制で動いているとも言われていますからね……」