■マツコ・デラックスの引退も近い

 テレビ番組に引っ張りだこのマツコ・デラックス(50)もテレビ界からの引退をたびたび示唆してきた。

 2020年9月、マツコは『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)のレギュラーを突然降板。番組MCのさんまは同年9月放送のラジオ番組『MBSヤングタウン 土曜日』(MBSラジオ)で、「5年前からマツコはやめたがっていた」と明かし、コロナ禍がなければ、マツコが舞台の仕事をやりたがっていたとも語っていた。

 マツコ自身も2021年11月の『マツコ会議』(日本テレビ系)で「どのタイミングで私は身を引こうかなってずっと考えている」と、自身の引退についてたびたび口にしていた。

「その『マツコ会議』は9月末をもって終了しましたが、これもマツコさんが今後の身の振り方を考えてのことではないかともささやかれています。

 ダウンタウン、お笑いBIG3、マツコさんと、これまで地上テレビのバラエティ界のメインを張ってきた人たちが一気に消える可能性があるんです。加えて、“ジャニーズ”も崩壊へと向かっている。その象徴的な出来事が、先の二宮和也さん(40)の独立ですよね」(前出の放送作家)

■二宮和也の独立でジャニーズ番組にも大異変

 10月24日、二宮は嵐のファンクラブ向けの会員サイト内で公開した動画で《私、二宮和也は10月24日をもちまして、事務所から独立し、個人で活動していく決断をさせていただきましたので、ご報告させていただきます》と報告。

 一方で《今回こういう決断して、嵐がなくなるんじゃないかとか、不安に思われる方もいらっしゃるかとは思いますけども、僕は明日からも嵐です。これはこの先ずっと嵐がある以上、嵐ですので、嵐が再開する、活動するときは一緒にやっていく》とグループとしての活動は継続していく意思も示した。

※画像は二宮和也の公式X(ツイッター)『@nino_honmono』より

「ジャニーズのトップグループで、嵐の看板のような存在だった二宮さんが独立を決意。嵐の活動は《一緒にやっていく》としましたが、ジャニーズのマネジメントから離れるというのは非常に大きなこと。二宮さんは、新会社の方針、やり方をじっくりと聞いた上で、自身が主演しているフジテレビの月9が放送中に“電撃退所”したわけですからね。この決断は、多くの後輩たちに影響を及ぼすでしょうね……。

 二宮さんのレギュラー番組が終わる可能性も否定はできませんし、それは二宮さんだけではなく、ジャニーズタレントが出演するすべての番組も同様です。

 秋の改編期は過ぎましたが、2024年に入ればさまざまな動きが出てくるはず。ダウンタウンさんやBIG3、マツコさんがすぐに引退するというわけではないでしょうが、テレビ界は2024年春の改編期にも、業界全体でガラガラポンが起き、現体制が一気に崩壊する可能性も出てきましたね……」(前同)

 今だエンターテインメントの中心にあるテレビ業界だが、大物たちの引退とジャニーズの崩壊で、新たな時代を迎えることになりそうだ。