■1月クールドラマ「コア視聴率トップ3」は意外な結果に!

 ここからは1月4週(23~29日)に放送したドラマの「コア視聴率ベスト3」を紹介していく。

■第3位:草なぎ剛(49)主演『罠の戦争』(フジテレビ系/月曜22時~)

 第3話(1月23日放送)の視聴率は世帯8.3%、コア3.4%

「草なぎさん演じる議員秘書が、ケガを負わされた息子の復讐のために“罠”を仕掛ける復讐劇が人気のドラマです。

 草なぎさんにとって、2017年にジャニーズ事務所を辞めて以来、実に6年ぶりとなる“民放連ドラ主演”でした。そのため放送前から大いに注目されていましたが、数字もついてきています。第3話で中ボス的な存在の悪役を再起不能に追い込み“第1部完”という感じだったので、ここからどうなるかですね。

 そして評価が高いのは、やはり日本アカデミー賞最優秀主演男優賞俳優の草なぎさんの迫真の演技。普段は、復讐劇のために冷静にクールに振る舞い、勝負の瞬間には感情を爆発させる。脚本と草なぎさんの演技がバッチリはまっていて、観ていてカタルシスを感じることができる復讐ドラマですね」

■2位:安藤サクラ(36)主演『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系/日曜22時30分~)

 第3話(22日放送)の視聴率は世帯5.2%、コア3.8%

 安藤にとって初となる民放連ドラ主演であるほか、何よりも放送前に注目を集めていたのは“脚本担当が芸人のバカリズム(47)である”という点だった。

「“事故で死んだ主人公が、来世でも人間に生まれ変われるように人生を何周もして徳を積みまくる”という物語です。安藤さんはもちろん、他のキャスト陣が共感できる等身大な人間を演じていること、“実はこの人物も人生を何周もしてるんじゃないか”“この行動は実は間違っているんじゃないか”などなど、考察要素の多さなどから人気を積み重ねていますね」