■「“10年後”がまたあるかも」が絶望的に
また、池田が逮捕されたことで“続編”も絶望的になってしまった。
『ゴーカイジャー』は他の戦隊に比べて特殊な立ち位置にあり、本編終了後も他作品にゲスト出演したり、2021年には正統続編『テン・ゴーカイジャー』が制作されるなど、恵まれた作品。『テン・ゴーカイジャー』は、すでに大人気俳優となった山田も尺たっぷりに活躍したり、強化形態が与えられたりと、ファンの満足度も非常に高い作品であった。
そんな、10周年記念Vシネマ作品『テン・ゴーカイジャー』で、鎧(池田)は衣装が目に見えてパツパツで、若干動きづらそうにさえ見えたのだが、これは池田が『ゴーカイジャー』終了後の10年間で筋トレをした成果。変身後のシルバーと鎧の体格が違う件を池田は「筋肉を付けすぎて申し訳ないです(笑)」と、完成披露舞台挨拶で笑いながら謝罪していたが、次の客演ではマッシブな筋肉美を披露する機会もあったかもしれない。
また、同舞台挨拶で池田は「“面白かったよ”“楽しかったよ”とか、友人、ご家族にお薦めしてくださることで、もしかすると“10年後”がまたあるかもしれません」と、さらなる続編に期待させるコメントも寄せていた。
近年の戦隊および『仮面ライダー』は、10周年だけでなく、20周年記念作も充実している。翌年にも、『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』や『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』の2作品が控えているのだ。