■1か月で振り入れをマスターしてドーム公演か
ジャニーズ時代からの縁で、滝沢氏には豊富な人脈がある。
たとえば、TRFの前身となるダンスグループのメンバーだったこともある有名振付師・サンチェ氏は長年ジャニーズで指導にあたっていた名物振付師だが、彼がTOBEに“移籍”する話がすでに7月に報じられていたことも。
「サンチェ氏もいるのでしょうし、そもそも平野さんのダンスの腕前は抜群で、オリジナリティあふれる踊りもこれまで何度も披露してきた。つまり自分たちのダンスは、自らで振付けできるんです。それでも外部の振付師が必要なワケ――それは、集団やバックダンサーへの振付けだと見られています。バックダンサーへの振付けが必要な理由、それはイコール、ライブ、コンサートの開催ですよね」(前出のレコード会社関係者)
一般的に、1曲の振付けを完璧にマスターするには、1か月は必要だと言われている。
例として、ダンスの素人であるフットボールアワーの後藤輝基(49)はA.B.C-Zのライブに参加して河合郁人(36)と入れ替わり、バレずにアクロバティックな楽曲「Za ABC~5stars」を踊る――という企画を『行列のできる相談所』(日本テレビ系)で行なったことがある。
企画は基礎的な練習も込みで合計2か月を要したが、「Za ABC~5stars」の振り入れに限ると、後藤はおよそ33日でほぼマスターしていた。
後藤は仕事以外のほとんどを練習に費やしていたが、ターン1つマスターするだけでも数日を要していたことから考えても、ダンスをモノにするのは容易ではないことが分かる。
「もちろん“プロ”ならもっと早く振付けを習得できるとは思いますが、それでも時間はかかる。ましてや新人なら……。
12月に振り入れがスタートするという話なので、逆算すると“本番”は1、2月くらいになりますよね。その時期にNumber_iがバックダンサーを引き連れて、ドームで満を持してデビューライブを行なうのでは――そう考えられていましたが、実は、Number_iの3人も降臨するが、北山さんや三宅さん、そして“TOBEジュニア”も登場する――TOBEタレント総出のイベントかもしれませんね……」(前同)
TOBEのアーティストたちが東京ドームでパフォーマンスを見せるのも、そう遠くはなさそうだ。