Snow Manの岩本照(30)と、WEST.の重岡大毅(31)がCMキャラクターに起用されている、久光製薬株式会社の経皮鎮痛消炎テープ剤「フェイタス」。同社は対象商品を購入することで特製クオカード等が当たるキャンペーンを10月6日まで開催していたが、これが思わぬ騒動を呼んでしまっているようだ。
騒動になっているのは、『ジクロの力で応援! 豪華景品プレゼントキャンペーン』と題した企画。対象商品を購入することで、岩本&重岡ペアの写真が使われたクオカードが当たる、という内容だった。
しかし、当選者に送られたのは「このたびのジャニーズ事務所の問題を受けまして、当初デザインのQUOカードから商品パッケージデザインのQUOカードに変更させていただいております」というお詫びのメッセージと、岩本&重岡ペアの写真は使われていない、商品パッケージデザインに変更されたQUOカードの説明画像だったのだ――。
芸能プロ関係者は話す。
「久光製薬がクオカードのデザインを変更した理由は、現在の旧ジャニーズ事務所を巡る肖像権や権利の問題が、大変にややこしくなってしまったことも影響していると考えられます」
旧ジャニーズ事務所は社名を「SMILE-UP.」に改名し、被害者への補償のみを行なう会社に変更。希望する所属タレントは、11月に立ち上げ予定のエージェント業務を行なっていく新会社(名称未定)と契約する。しかし、現状はファンクラブなどもSMILE-UP.に移管されている形で、なんとも中途半端な状態。
なお、新会社の社長はSMILE-UP.の新社長でもある東山紀之氏(57)が就任する予定だったが、福田淳氏(58)が就任する見込みであることが、複数メディアに報じられている。
福田氏は女優・のん(30)がエージェント契約しているコンサルティング会社「スピーディ」の代表取締役社長として知られている。外部のスぺシャリストに会社を託すことになりそうだ。
「こういった経緯を経て、旧ジャニーズ事務所はタレントの肖像権などの権利の扱いが大きく変わることになりそうだと考えられます。そして、近日中に新会社ができる予定で、それも含めて権利問題の取り扱いが相当ややこしくなっているはずです。
久光製薬がクオカードのデザインを変更したのも、肖像権など権利関係やタレントの契約絡みのところがあった思われます」(前同)