■子どもを置いてディズニーランドに行くのは……

 また、あやなんが世間からバッシングを浴びた背景には、「自身のセカンドパートナーへの認識不足があるのでは?」とも木村医師は説明する。

「前提として、セカンドパートナーとは異性としての魅力を感じる存在です。そこがカウンセラーとの違いでもあります。カウンセラーは話を聞くだけですし、プライベートの連絡先を交換することなんてあり得ません。

 体力的にも充実している20代や30代の男女が、お互いの家庭を壊さない前提で、生活に刺激を与えあえるとは考えにくい。

 また、あやなんさんは子どもを置いてセカンドパートナーとディズニーランドに出かけていたとのことですが、その時点で“ファースト”であるはずのしばゆーさんとの家庭を崩している。家庭内に傷つく人が出ている時点で、あやなんさんとセカンドパートナーとの関係は崩壊していると非難されるのも当然です」

 また、衝動的にS N Sへと投稿を繰り返すあやなん。周囲との衝突も繰り返している。性格的にも、一時の激情に任せてセカンドパートナーと一線を越えていたとしても……。万が一そんなことがあるとすれば、セカンドパートナーとの関係は成立しないのだが、

「肉体関係を持たないのがセカンドパートナーです。一連の投稿を見る限り、とてもセカンドパートナーとの関係が上手くいっているとは思えません」(前同)

 一方、セカンドパートナーとの関係性が持続するのはどの様な人になるのか。

「精神的にも成熟した50代や60代の方になるのではないでしょうか。セカンドパートナーがいるという方の中には、中高年向けのマッチングアプリを通じてお相手を見つけたという話も聞きます。入り口がマッチングアプリである以上、そのお相手とセカンドパートナーとして円満な関係を築けるのか? とも思いますが……」(前同)

 夫婦のことは夫婦にしか分からないと言うが……。

木村好珠(きむら・このみ)
東邦大学医学部卒。在学中の2009年にミス日本グランプリ決定コンテストで準ミス日本受賞、2010年に日テレジェニック2010メンバーに選出。
2014年に医師免許を取得。慶応義塾大学病院にて研修後、精神神経科に進む。山形県内精神病院で勤務後、現在はこのみ こころとからだクリニック院長として勤務する傍ら、産業医、健康スポーツ医として活動。