■山Pの退所劇は「手越祐也並み」

 山下はコロナ禍に未成年女性との飲酒疑惑が報じられて活動を休止。そのままハリウッド映画に出演するためにジャニーズ事務所を退所。予定されていたKAT-TUN亀梨和也(37)とのアルバム『亀と山P』の発売も中止になり、ジャニーズ事務所は大きな損害を被り、幹部は激怒したとされる。

「山下さんは独立後も俳優、アーティストとして快進撃を続けていますし、その人柄や演技を多くの人が評価しています。ただ、ジャニーズ時代の振る舞いに関しては、悪く言う人も結構いるんです。

 NEWSとしてデビューし、リーダーも務めた山下さんですが、2011年にグループを脱退。NEWSは藤島ジュリー景子氏(57)の管轄でしたが、脱退後は元SMAPチーフマネージャー・I氏がマネジメントを担当することに。俳優業をメインにするにあたって、I氏のほうがいい仕事を持ってきてくれると判断したのではないでしょうか。かつて、ジャニーズ内で存在していた“派閥”を移ったわけです」(前出の民放キー局関係者)

 ところがSMAP解散騒動もあり、I氏もジャニーズ事務所を退社している。

「その後、山下さんはすぐにジュリー氏の管轄へと戻ったこともあり、変わり身が早い、と言われましたね。にもかかわらず、未成年の飲酒騒動から謹慎期間中にハリウッド映画に出演するために退所ですからね。

 同じく元NEWSの手越祐也さん(35)もコロナ禍の飲み会がたびたび報じられ、結果的に退所に至りましたが、山下さんも手越さん並みの退所劇だったわけです」(前同)

■「“自分だけ良ければいい”って思わないでいたいね」

 8月11日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)には20th Century坂本昌行(52)、長野博(51)、井ノ原快彦(47)が出演。元V6三宅健(44)が滝沢秀明氏(41)が立ち上げたTOBEに移籍したという話題も飛び出した。

 そんな中、中居は「でも“自分だけ良ければいい”って思わないでいたいね」とコメントし、「“自分の人生さえ良ければ”なんて思ってると、エンターテインメントってどっかで濁ってしまうのかなって思ってしまうよね」と語っていた。

※画像は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の公式X(ツイッター)『@kinsuma18_tbs』より

「TOBE、滝沢さんへ語ったように感じられるこの言葉からも、中居さんの礼儀や和を重んじるスタンスが伝わってきますよね。芸能界、エンターテインメントの世界ではそうしたもの大切だと考える中居さん的には、山下さんのジャニーズ退所の流れについては、“あれはないよ”という感じだったのかもしれません。

 個人的に仲が悪いということはなく、むしろ良さそうですが、ジャニーズ時代に事務所に対して不義理があったことを中居さんは重く見て、公の場、地上波テレビ番組の『世界仰天ニュース』での共演は避けた、ということは考えられますね」(同)

 中居と山下の「共演NG」が解消される日はくるのか――。