■東山新社長には”失格”の烙印が押されて……

東山紀之さん(57)や井ノ原快彦さん(47)が出席した10月2日の記者会見時点では、新会社の社長には東山さんが就くという話でした。ただ、東山さんはジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受けた被害者のための救済補償会社・SMILE-UP.社の社長でもある。

 東山さんはタレント業を2023年末で廃業して経営に専念するつもりだったようですが、経営経験が全くないままに2つの会社の社長を務めるのは大丈夫なのか、という心配は内外からも寄せられていた。

 また、結局タレントという“内部”からの代表人事にも、”ジャニー氏の一族経営であることが隠蔽体質を招き問題の温床となったのに、会社の体質を変えようという意思が見えない”と批判は止みませんでした」(スポーツ紙記者)

 結局、東山氏は新会社代表の座を辞退。急浮上したのが福田氏だった。福田氏は新卒で東北新社に入社、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントを経て、ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスの社長を務めた後、18年3月にスピーディの代表へと就任している。

 企業経営の経験は豊富で、能年玲奈あらため「のん」のマネジメントを務めるなどエージェントとしての経験と手腕もある。ただし、だからといって”これで安心”というわけではない気配だ。ファンからは、

《他所から引っ張ってくればあっという間にめちゃくちゃにされてしまう》
《タレントたちが有象無象の魑魅魍魎の輩に利用されることがないようにしてほしい。それだけが心配なんです》

 などといった不安の声がSNS上には多数投稿されているのだ。