■新作映画が「お蔵入り危機」

 たけしといえば「北野武」名義で多くの映画の監督を務めてきたが、新作映画『首(仮)』が、出資したKADOKAWAとの契約上のトラブルでお蔵入りの危機にあると、2022年8月の『デイリー新潮』が報じたことも記憶に新しい。

「たけしさんは公式サイトで反論コメントを掲載しましたが、その後の動きはまだありません。テレビに加え、映画でも問題を抱えているわけです。

 ちなみに『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)の関係者からも、“たけしさんの高額ギャラを払っている余裕がない”という話が聞こえてきていますが、番組MCの所さんが“たけしさんを降ろすなら俺も降りる”と言っているそうで、『まる見え』からは降板することはないですね。同番組は視聴率もいいですからね。

 ただ、『アンビリバボー』は事情が違います。ゴールデンで1%台で、たけしさんの高額ギャラは厳しすぎますよね。フジテレビとしてもこの状況をそのままにはできないはず、ともっぱらですね」(前出の制作会社関係者)

 盟友の所ジョージにも逆風が吹いているが、それ以上にたけしを巡る状況は悪くなりつつあるようだ。