■旧ジャニーズ問題以降、櫻井は窮地に……

 旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)は、ジャニー喜多川氏(享年87)の騒動で、信用が急落。10月2日に2度目の記者会見が行なわれたが信用は取り戻せていない。

 ドラマ方面でも、木村拓哉(50)が主演を務める『教場』シリーズ(フジテレビ系)は、2024年春のスペシャルドラマに出演予定だったキャストが何人か降板を申し出た、という報道があったが、その理由が他事務所が共演によるイメージダウンを避けるために行なったのでは、とも言われている。櫻井と『新空港占拠(仮)』のキャスティングでも、通じるところがあるだろう。

「俳優業をメインに活動しているタレントの独立も相次いでいて、10月2日には岡田准一さん(42)、10月24日には嵐の二宮和也さん(40)、11月7日には生田斗真さん(39)が、それぞれ退所を発表しています。

 タレントに罪はないのですが、櫻井さんもジャニーズ関連で信用が急落する出来事がありましたね」

 櫻井は日テレの『news zero』で月曜キャスターを務めているが、事務所のしがらみなど、多くの要因で初期の対応が悪かったため、キャスターとしての信用が急落。

 日テレの石澤顕社長と編成担当の福田博之専務は、10月23日に行なわれた定例会見で櫻井の『zero』降板を否定したが、「来春に卒業するのではないか」といった疑惑は、長らく報じられ続けている。

「日テレと櫻井さんのコンテンツということで、ドラマ『新空港占拠(仮)』も、一部メディアでお蔵入り危機が報じられていました。

 もちろん櫻井さん以外のキャストのスケジュールの都合などもあるし、舞台となる“空港”を確保するなら、話が前々から動いているはず。決まっている連続ドラマを、簡単に企画をお蔵入りにすることはできません。しかし、10月2日に行なわれた旧ジャニーズ事務所の会見次第では危ないかも――とも、報じられていましたね。だが、放送は決まったと。ですが、キャスティングのところは、なかなか厳しいことになるのかもしれませんね……」(前出の制作会社関係者)

 待望の続編放送が決まったものの、芳しくない話が聞こえてくる櫻井と『新空港占拠(仮)』。櫻井も「嘘だろ!」と嘆いているのかもしれない――。