堺雅人(50)や阿部寛(59)、二階堂ふみ(29)、松坂桃李(35)ら豪華俳優陣が出演し、9月17日に放送された最終回が、世帯平均視聴率19.6%(関東地区)を記録した、TBSの日曜劇場ドラマ『VIVANT』。
同作では、自衛隊内に存在するとされる秘密組織“別班”と、日本の公安警察、国際テロ組織の三つ巴の戦いが描かれた。今回、その『VIVANT』の監修を務めた元公安警察官で、11月22日に著書『諜・無法地帯 暗躍するスパイたち』(実業之日本社)が発売になる勝丸円覚氏に話を聞いた――。(#1から4のうち1)
■自衛隊には「別班」とは別の名の後継組織が存在!
――ズバリ、自衛隊内に別班は存在しますか?
勝丸 はい。ただし、「別班」という名称は過去のもので、現在は、別の名の後継組織が存在しているようです。ドラマと同様、秘密裏に、日本の治安に関わる軍事情報などを集めています。
――ドラマ内では、堺雅人演じる主人公・乃木憂助が、別班のスパイとして諜報活動をしていましたね。
勝丸 まさに、あのイメージですが、自衛隊は専守防衛の組織なので、ドラマのような暗殺活動はしません。また、別班員が一般企業に潜入していましたが、あれも現実的ではない。潜入するくらいなら、ターゲットの組織内に協力者を作るほうが簡単ですからね。
でも、現実の諜報活動はすごく地味で、そのまま描くとドラマにならないんです。その点、『VIVANT』は、リアルなスパイ描写と、ドラマ的演出が絶妙にマッチした作品だと思います。
🔴あと1時間!第𝟔話 ⚫️
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) August 20, 2023
今夜も様々な謎に迫ります。
⚠️注意⚠️
冒頭から大事な話が展開されます。
どうぞ9時スタートから皆さんで
一緒に楽しめたらと思います!
準備はいいですか…??👀📺🍵
🐈⬛今夜のハッシュタグ#VIVANT #VIVANTep6 pic.twitter.com/9HWcgzqK5U