■最近の内容は充実しているが……
物語の最大の山場となる「関ヶ原の戦い」前に、充実した内容の放送回だった。日本シリーズの裏でも前回から0.1ポイントダウンしただけと、喜ばしい結果だったようだが――。
「確かに健闘しましたが、日本シリーズがあっても見てくれる、コアなファンしか残っていないということの証明でもあります。つまり、一般の人はすでに離れているため、ここから数字が良くなることは期待できないでしょう。小栗旬(40)が最終回に出るという報道がありましたが、こうなってしまうと、小栗効果は期待できそうにありません」(テレビ誌ライター)
松本潤が『どうする家康』の撮影現場で、スタッフを恫喝するなど、横暴なふるまいが『週刊文春』(文藝春秋)で報道された影響もあるのか?
「NHK側が否定したため、熱心なファンには影響なかったようですが、一般の視聴者にはあれでしらけてしまった人も多いはず。脚本や演出、CGのショボさなど、前半の内容にも批判が出ていて不調でしたが、家康離れが加速したのは間違いありません」(前同)
前半には家康の正室・瀬名(有村架純/30)の平和構想などに批判が集まったが、戦いが本格化した最近の内容は充実している。次回の「関ヶ原の戦い」でどこまで盛り返せるか注目したい。