■なぜ「浮気」と言われるのか?

“浮気”に“仮面ライダー女優”――高橋にそんな声が出ているのは、彼が過去に『仮面ライダー』に出演していた女優との熱愛が噂されていたからではない。

 高橋は『仮面ライダー』シリーズの大ファンで、自宅には現時点で15本の変身ベルトをガラスケースに入れて展示していることを明かしている。10月28日放送の『王様のブランチ』(TBS系)では、

「年代別に並べてて、持ってないところは空けてるんです。そこを埋めていくのがすごく楽しみ」

 と、いかにも“特撮ファンあるある”な楽しみ方を明かしたことも。

 番組内では簡単な言葉に置き換えられていたが、高橋の説明から察するに『コンプリートセレクション モディフィケーション(CSM)』という、マニアでも財布と相談する額の本格仕様の大人向け変身ベルトを集めているようだ。価格はバラバラだが、高額商品では6万円前後することも珍しくない。

 ちなみに、高橋が最も好きな作品は、2003年に放送されていた『仮面ライダー555(ファイズ)』(テレビ朝日系)だが、主人公が使う『ファイズギア』のCSMは強化アイテム込みのフルセットで5万2800円(税込み)である。

『555』は、主人公の乾巧(半田健人/39)が「夢」を語るシーンなど熱いエピソードも多い一方で、第1話から、

“オルフェノク(怪物)の力に覚醒した植物人間が2年後に目を覚ましたら叔父に両親の財産が奪われていて、恋人も従兄弟に鞍替えしていた。衝動的に怪人態になり従兄弟を殺害後、恋人も殺してしまう”

 というドラマが描かれたり、凄惨ないじめ被害者の高校生が加害者を皆殺しにする話があったり、とても日曜朝に流れていたとは思えないドロドロの人間ドラマが描かれた作品。

 一方で当時最先端だった携帯電話(ガラケー)をモチーフにした変身アイテムは非常に人気が高く、『ブランチ』で高橋は3号ライダー・仮面ライダーデルタの変身アイテム「デルタギア」のCSMを楽しんでいたほか、8月5日放送の『キントレ』(日本テレビ系)ではファイズの変身ポーズを披露していた。

※画像は『キントレ』の公式X『@kintoreofficial』より 

 今年から来年にかけて『555』は20周年イヤーを迎えていて、多数の関連商品が展開されているほか、来年2月には完全新作『パラダイス・リゲインド』も劇場公開予定。奇しくも、高橋の熱愛とシンクロして旬な作品となっている。

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