■『新しい地図』と旧ジャニーズの『紅白』共演でNHKは忖度疑惑も払しょくできる

 新しい地図の3人は、『紅白』の常連でSMAP時代に所属していた旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)への忖度などもあり、『紅白』に出場できる可能性は極めて低かった。

 しかし、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の問題で旧ジャニーズ事務所は信頼が失墜し、出場枠が激減すると言われている。

「そこでファンから期待されているのが、『紅白』での草なぎさんと香取さんによるコラボです。

『紅白』サイドは、昨年に計画したもののジャニーズサイドが良い顔をしなかったために断念したとされる“プチ韓流祭り”をやりたい、と言われています。世界的な人気を誇るK-POPアイドルが好きな若者層に『紅白』を見てほしい、という狙いがあるからですよね」

 そして、香取と『BETTING』でコラボしているK-POPアイドルのSEVENTEENは、11月9日の『サンケイスポーツ』に、初出場に当確した、と報じられている――。

「そのため、SEVENTEENとセットで起用できる香取さんが起用される可能性も高いと言われています。草なぎさんが『ブギウギ』、香取さんは純粋に歌手枠で出場。もっと言えば稲垣さんも参加して、新しい地図3人で――という展開も、あるかもですね。

 新しい地図が『紅白』で歌を披露すれば、旧ジャニーズ事務所に対する忖度が払しょくされた証明ともなるかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)

 旧ジャニーズは『紅白』の出場枠が例年の4~5組から激減すると言われている一方で、『紅白』はCD売り上げ、人気、彼らが持っている潜在的視聴率に加えて、所属レーベルが旧ジャニーズの関連会社ではないことから、

Snow ManKing&Princeなど、1、2組は出演の可能性がある、と噂されています。そして、たとえばSnow Manと新しい地図を同時に『紅白』に出演させれば、NHKにとって“もう旧ジャニーズへの忖度など微塵もないんだな”と、強くアピールすることにもつながりそう。

『紅白』の出演者の発表は、例年通りのスケジュールだと11月15日前後。新しい地図はそれを目前に超攻勢をかけている印象で、今年大晦日の『紅白』の出場者に名前を連ねていても、不思議ではないと思われます」(前同)

 新しい地図が『紅白』で旧ジャニーズと共演する。視聴率の面でも、もはや忖度などないということを証明する面でも、NHKにはメリットのある話だと考えられるが、果たして――。