■女性ファンを取り戻したい横浜サイドの事情

 14年に放送された『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)のトッキュウ4号ヒカリ役で注目を集め、19年に放送された深田恭子(41)主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)で演じたピンク髪の由利匡平役で大ブレイクした横浜。

 正統派イケメン路線へと進むかと思いきや、ここ数年は米倉涼子(48)が主演したNetflix『新聞記者』など、社会派作品などへの出演が続いている。そんな彼がここに来て、再び胸キュンラブストーリーを選んだ理由とは――?

「横浜さん本人もネタにしていますが、22年5月に公開され広瀬すずさん(25)と松坂桃李さん(35)が主演した映画『流浪の月』でDV男役を演じたことで、SNSのフォロワー数が減るなど、若い女性のファンが減っているんです。同作では恋人役を演じた広瀬さんとの生々しいベッドシーンがあったのも、それも若い女性が離れた理由みたいですね。

 俳優としての格を上げるにはイケメン路線だけでは厳しいため、本人や所属事務所もいろんな役柄に挑戦してきました。しかし、大河ドラマで主演が決まったことで、女性人気を再びアップさせたいのでは、と。『わかっていても』なら正統派イケメンを演じることになりますし、王道路線へと舞い戻るチャンスとも言えるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 また出演の決め手になったのは、“恩人”が関わっていることも大きいようだ。

「新作ドラマは、これまで6度もタッグを組んでいる藤井監督がプロデュースしているんです。ブレイク前の横浜さんを映画『青の帰り道』(18年公開)で起用して以来、今では藤井監督の作品には欠かせない俳優の一人になっています。

 今回、藤井監督はメガホンこそ執りませんが、横浜さんとしては藤井監督が関わっている作品ということも、出演を快諾した大きな理由だと聞こえてきていますね」(前同)

 24年の配信を予定しているとされる同ドラマ。大河ドラマ放送前に、横浜に“沼落ち”する女性が激増するのは間違いない?